糖尿病によるED
糖尿病とEDの合併割合は約50%だと言われています。実際に糖尿病でない人と比べてみると約3倍の確率でEDが発症することがわかっています。糖尿病でない人がEDになる確率は15%前後ということになります。
糖尿病にかかる原因は加齢が最も多く、EDにかかる方の割合も比例して上がっています。
糖尿病患者の場合はEDの症状が表れると健常者よりもEDが急速に進むこともわかっています。EDの症状は進行すると最終的には勃起不能の状態となります。
年齢のほか、網膜症、神経障害、心血管疾患などもEDを合併してしまう可能性がとても高いといわれています。つまり、これらの症状が出ないようすることで、糖尿病患者がEDにならないための一つの方法なのです。
そのためには検査値のコントロールが必要であり、かかりつけ医の指示に従って生活習慣を見直し治療をすることが大切です。糖尿病とEDの原因は数多く推察されています。血管内皮の機能低下により血管障害が起こり、これが神経の虚血性変化を引き起こし神経障害が起こると考えられています。